転んでもタダでは起きない~アクシデントから学ぶ

転倒してしまいました。

愛犬はるのお散歩を終えて家に帰って庭を見ると、
あら、こんなところにも雑草が。抜いておきましょう、としゃがんだとたん

無防備な私にお構いなしに
遠くに大好きなお友達犬、その名も「ユキちゃん」発見!
「わーい、ユキちゃん!わんわんわん」

そうして、こっちのユキちゃん(わたくし)はこのようなことに。

この愛犬はるはいつもはお利巧のラブラドルレトリバー(メス、5歳)


特定のお気に入りの人と犬に過剰反応することだけが気がかり

去年転んでヒビが入った肋骨と反対の、左を強打。
また骨を痛めた気がする。
でも今度は痛みの回避の仕方、学習したことを生かせるわよ。

 

どんな動きでも患部にひびき、そうならないように変な格好になって
腰が痛くなる、そして、膝が痛くなる、歩けなくなる・・・
そんな失敗をくり返すことのないようにしよう。
と、探求を始めました。

 

今回は寝返りについての探求!
ボディチャンスで仕入れた痛み回避の寝返り法!!

両手を胸のあたりで交差させます。
私の胸は私が守るわっていう格好です。
この格好で、丸太んぼうをころがすように、身体をひねらずに、頭の向きもまっすぐのまま
片足でちょっと床面を蹴って、
ゴロンと寝返りをします。
するとどうでしょう!
何をやっても、くしゃみしても、笑っても、深い呼吸をしても、当然フルート吹いても痛いのに、痛みをそれほど感じずに寝返りが打てたのです。
あらふしぎ、これを探求しないわけにはまいりません。

 

 

ところで普段の寝返りはどのような動きなのでしょう。

と、考えても睡眠中どんな寝返りなのか意識はないので、
おそらくこういう風にやっているだろうという推測です。

仰向けからスタート(左方向への寝返り)
①首を回して左を向く
②右肩を左に回し腰より上を左にひねる
③腰を左に回す
④右足を左足の上に重ねる

つまり 頭を左に向けたらあとは上から順にひねって頭についていく

左向きから仰向けには逆に足から④→③→②→①に
つまり、足をもとの位置に戻しあとは下から順に

ノーマル寝返りが痛い理由は
この動きの時間差による「ひねり」が患部を刺激するから。

頭と胸の骨は首の筋肉でつながっていて、頭が先に動くと胸の骨が引っ張られ痛い①

胸のひねりは、実は多くは腰(ウエストと呼んでいるあたり)の骨が回しています(胸椎12、腰椎1の回旋)。その際左肋骨が後方に動き、右側が前方に動くため痛い②

ボディチャンス流丸太んぼう寝返り法は

頭、首、胸、腰つまり、体幹が同時に動くので患部の肋骨の動きが最小限に抑えられるのでしょう。
身体の中心の骨盤がリードして、すべてが一緒に動く、という意識でしょうか。
その動きや呼吸による胸の動きが腕によって抑えられる(ギブスのような役割)も痛みを軽減していると思います。

さらに、介護の世界では
寝返りの困難な方への介助法の一つとして、
肩と膝を介助者の両腕で支えて動かす方法があるそうです。つまり丸太んぼう寝返り法!

昨年、転んで肋骨痛めたときは少ない息で演奏効率を上げる方法を探求し、成果が。
この度の転倒では寝返りの探求と、骨、筋肉の使い方について再考できました。
アクシデントバンザーイ!

でもケガしないに越したことはない。
すぐ転ぶのはバランス感覚の老化と、筋力の低下なんだから
そっちの探求をすべきですね。

演奏時における身体の使い方について興味をお持ちの方
きっと何かしらの成果がありますよ!
otonafl.liberta@gmail.com
身体の使い方コンサルタント(と名乗ることにしました)竹田ユキコへご連絡を。